ヨーロッパ大陸の北西にあるデンマーク。
天然資源がほとんどないため、昔から農業が産業の中心でした。19世紀に起きた農業恐慌をきっかけに、それまでの穀物生産主体の農業から、ブタなどの畜産中心へと転換し、現在はEU有数の畜産国として有名になりました。生産物の半数は輸出され、プラセンタサプリの原料である豚プラセンタも、おもに輸出用として生産加工されています。
デンマークの畜産に対するスタンスは、近代的なシステムを取り入れて生産性アップをはかる一方で、家族単位の規模を大切にし、飼育のすみずみまでオーナーの目が行き届く経営スタイルを守っています。
デンマークは国土の6割あまりを農地が占めていることや、飲み水のほとんどを地下水に依存していることなどから、国民の環境問題に対する関心がとても高いことで知られています。
とくに農業の要である畜産に関しては、デンマーク独自の厳しい規制が敷かれ、たとえば畜産施設への排泄物貯蔵施設設置の義務、家畜数に対する土地面積のスペース比率の確保、大きすぎる経営規模を抑えるなどのルールがあります。清潔で広い飼育場所を確保された豚や牛は、のびのびと健康に育っていきます。
21世紀に入ってから世界中で狂牛病(BSE)が大きな問題になりました。その時、製品の安全度や信頼性がわかるように、いつ、どこでどのように作られたかを証明する制度「トレーサビリティ」がとても大事ということになり、日本でも積極的な対策に取り組んでいます。
デンマークでは、狂牛病問題が起きるずっと前から、国独自のきびしいトレーサビリティが義務づけられています。食肉用の豚では、
などが徹底され、豚一頭一頭がID番号で管理されているという徹底ぶりです。もちろん豚の健康についての月次報告や豚を輸送するトラックの洗浄、殺菌などの安全基準もクリアし、その上さらに安全をキープするため、豚への抗生物質の使用を禁止する試みも行われています。
デンマーク産の豚を使ったプラセンタが、日本国内でつくられた豚プラセンタに引けをとらないばかりか、それ以上の高い品質と認められているのは、このような理由からです。